#21 戦慄の旋律 | 不揃いの林檎たち

#21 戦慄の旋律


お肌が水を弾かなくなりました。今日が新しい誕生日。


 >こんにちは。スクナです。




 

 ブー。我が家に来るロクデナシ共は皆例外なく屁を漏らします。


 中でもヒドイのが仕事がない大工の竜ちゃん。

 その匂いは凄まじく、過去の嬉しかった事や楽しかった事を忘れそうになります。


 私ももう慣れましたが、先日ちょっとしたサプライズがあったので報告です。




 なんでもその日は草野球の試合でサヨナラコールド負けなるものを喰らったそうで、ワンアウトしか取れずに5失点した竜さんはまさに敗戦処理投手といった風情でした。


竜「・・・メッタ打ちってのはコレのことですよ!!ブー。

「屁が出てる屁が・・・」


竜「ワンアウトしか取れずに5失点ですよ?・・・屁も出ますよそりゃ!!」 

 

「ラだったね、今の音は。」




「ラ」って・・・絶対音感かよ。


するとここで調子に乗る敗戦処理。




竜「じゃ、コレは?・・・ブピッ。

私「ちょ、おま・・・出たんじゃないの・・・今の音・・・」


竜「・・・・」


 なんで無言なんだヲイ。

 何ティッシュ突っ込んで確かめてやがんだ。


「・・・・あ、出てる・・・」

純「5失点がウンコ漏らしたぁ!!ロストゲームだ!!」(大爆笑) 

 何やってんだコラ!!・・・ヲイ、そのティッシュをゴミ箱に捨てるんじゃねえ!!





純「いやあ、笑った笑った・・・ミ(身)だったね、今のは。

竜「あらヤダ。さすが絶対音感。」
 
 






 ・・・人と話してる気がしません。誰か助けてください。